“ぼっち”に厳しい学校

現在社会人だが、最近学生時代のことを思い出す。

学ぶこと自体は嫌いではないのに、異端者(私の場合ぼっちであること)に対するクラスメイトの目が苦痛で仕方なかった学生時代。専門はそれなりに楽しかったけど、中学、高校に思い入れは全くなく、つまらない6年間だった。当時のことを思い出すとともにどうあって欲しかった(欲しい)かなど自分なりの考えを書きたいと思う。

 

 

1人でいること自体は苦痛ではない

小学生の頃は周りが話しかけてくれていたので、ひとりぼっちにはなっていなかった。しかし中学生に上がってから、仲の良かった人が違うクラスになってしまい、“ぼっち”になってしまった。しかし私はひとりぼっちになったことに対してはそこまでダメージはなかったです。小さい頃から1人遊びが好きな人間だったので。

でも周りがそれを受け止めない?というか、みんなと違うとすぐ突っかかる、変な人扱いしてきてそれが苦痛だった。一緒じゃないとおかしいって。さらに中学生特有のカースト制もあって、そんなに他人と比べないと生きていけないのかよ〜〜!?って思ってました、今も思うよ。小学生の頃はみんなそんなんじゃなかったのにとも思って悲しい気持ちもあったね。

話がそれたけど、とにかくぼっちはそんなにおかしいことなのか?と疑問を持ちながら過ごしていました。

 

 

教師もぼっちに優しくないよね

普段の授業は問題ないけど、グループ活動が最悪だった。

「○人組で組んで〜」

地獄かよ。絶望の言葉だったね。友達いないから混ぜてもらう形になり毎回申し訳ない気持ちになっていたと思う。

ここでぼっち経験ある人なら絶対に生徒の自由にはさせず前後でペアになって、隣でペアになってって言うと思うんだけどな。教師を目指そうとする人大体ワイワイ系だからな(偏見です)。先生も忙しいのだからって言葉が飛んできそうだが、あくまで先生という職業ではお客さんに当たるのが生徒なんだから、その辺の配慮欲しいよな〜〜。

 

 

少子化は確かに解決すべき問題だと思うけど…

そんな中高校生活を送ってきた私ですが、今の日本の少子化防止に頑張っている政府を見て少し思うところがある。子どもの数うんぬんを気にするのはもちろん大事ですが、その子たちが生きやすい環境づくりできていますか?

その子どもが学校に通い始めてうまく周りと馴染めなかった、もしくは周りとつるんでも楽しくないと感じていた時にひとりぼっちでも大丈夫だよ、無理に一緒にいなくても恐れることはないんだよと思って欲しいと私は思う。そういう環境が今の日本で作られているのか?と言われたら出来ていないと思うんですよ。

そう思う理由として10代の死因の理由の1位に自殺が多いから。

https://3keys.jp/issue/e01/

理由はいじめや家庭環境など様々だと思いますが、今の子どもたちですら満足出来てないのに、現状のまま子どもが増えていったら子どもたちが辛い時にその逃げ道として自殺を選んでしまわないか不安になる。産んでもらわないと私も将来困るのは分かるけど、その子たちが生きやすい環境づくりも同時に必要なのではないのかと私は思う。少なくとも私はひとりぼっちで過ごしていても、異端者扱いされない学校で通いたかったよと思う。

 

子どもが幸せに暮らせているかどうかも含めて政府には着目して政策を出して欲しいと思う。学校にも頑張って欲しいと思ってしまう。

 

おわり